英検は受けた方が良い?~高校受験~

よく、英検は受けた方が良いか相談されることがあります。 

個人的に英検は受けた方がいいと思います。英検の勉強自体が英語の勉強になるからです。他に英検を受けるメリットとして、高校受験の時に内申点に加算されます。イメージとしては、9教科の通知表が36(オール4)だとすると英検3級を持っていると37になるようなイメージです。これはあくまでイメージです。つまりそれほど加点はされるわけではないですが、受験の合否はぎりぎりのところで分かれるので英検を持っているメリットは大きいと言えます。また、中には私立の高校で英検準2級を持っていると単願(私立第一志望でその高校に行く)であれば国際科(グローバル科や英語科など高校によって言い方や内容が少し違う)に入れる学校もあります。選択肢が広がります。

では、英検はどうやって勉強するのか。それは過去問をやるのが一番良いです。基本的に過去問と問題の傾向は変わりません。問題の傾向に慣れることと、過去5年分(少なくとも過去3年分)解いて×直しや暗記をきちんと出来れば受かります。その勉強方法が最短です。参考書を買って順番に文法を勉強しても時間がかかるだけです。また、単語力も問われるので、文法だけ覚えていても英検は受かりません。基本的な単語、熟語、文法は過去問を解くことで暗記していきましょう。

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ご褒美でつるのはあり?~高校受験~

時々、「次のテストで良い点取ったら○○買ってもらえる」と言ってくる生徒がいます。これは果たして良いのでしょうか?

このことが普通でないと本人が認識してるなら問題ありません。人ですから、ご褒美があった方が頑張りやすいに決まってます。実際にそれで良い点数を取ってくるお子様はいます。そういった意味では一定の効果があると言えます。ただ、一つ気をつけないといけないのは、毎回これをやってはダメだということです。大人になった時にご褒美がないと頑張れない人になってしまいます。世の中で生きていくことはそんなに甘いものではありません。なんでもすぐに自分の望むものが手に入るというのは大間違いです。

ここで重要なのは、教育とはこうあるべきだと型を決めつけないことです。今まで何千人もの生徒と関わってきました。もし、教育で万人に共通する型があるのなら、誰も苦労しません。人がある意味厄介なのは、人は感情の生き物ということです。その時々の感情で過去のパターンが当てはまらないことは普通にあります。だから、型やパターンに当てはめようとせず、その子自身のことをどれだけしっかり見ようとするか、そのことを考えた方がいいです。子どもは親が思っている以上に敏感にそういうことを感じ取っています。

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勉強が苦手な人へ~高校受験~

勉強が苦手な人は、まず出来そうなことから始めて下さい。

料理で例えるなら、はじめは目玉焼きを作ってみる→カレーを作ってみる→肉じゃがを作ってみる、といったように少しずつレベルを上げていって料理のレパートリーを増やすように、勉強も出来そうなことから始めるのが良いです。社会が苦手なら、本屋で一番薄いカラーの参考書を買ってそれだけ覚えるようにすると良いです。それで最初は十分です。

それで点数が上がったり、社会がちょっと楽しいなとなれば自然と勉強します。もしそれでも全然勉強しないのであれば、単に勉強が凄い嫌いか、何事も逃げ癖がついてしまっている可能性があります。この状態になると、塾など第三者に任せた方がいいです。塾に通うことをきっかけに勉強する人はたくさんいます。これは言い換えると、お子様はきっかけを待ってたということになります。勉強はやらないといけないのは分かる。でもやる気になれない。行動に移せない。そのことで悩んでいるお子様は多いです。ちょっとしたきっかけで勉強を始めたりするのですが、それはやはり環境を変えることでそうなることが多いです。

まずは家の中で出来そうなことから始めましょう。片付け、整理整頓、宿題、参考書を買ってみるなどです。一度にたくさん求めず、一つずつ出来た過程を褒めて下さい。マイナスの言葉は体が拒絶してる子もいます。長い目で見ることで自分の焦りを少し抑えましょう。お子様にはお子様にあった成長スピードがあります。

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環境を変える~高校受験~

何かを変えたい時は、環境を変えるのが手っ取り早い方法です。

勉強を家でやれないというお子様は、大体部屋の中や机の上が散らかってることが多いです。漫画や雑誌、ゲーム機などが見える位置にあると、そっちに気持ちが持っていかれます。それは当然と言えば当然です。だから、目に見えるところには何も誘惑物を置かないというのが鉄則です。勉強を始める前に、勉強出来る環境作りから始めましょう。

また、今通っている塾での成績が下がっている場合、塾を変えるかどうかの目安が一つあります。それは、その事を(成績が下がっていることを)塾の先生に相談して、塾の先生が動いてくれるかどうかです。相談しても何も動いてくれないのであれば、完全に生徒任せになっています。授業自体はきっちりやってると思いますが、集団塾でも個別指導塾でも必ず何かしらの授業以外のところでのフォローが必要な生徒がいます。それを相談しても何も動かないのは、よっぽど人手が足りず忙しいか、怠慢なだけです。意外と人手不足で忙しく手が回っていない塾もあるので、お子様に、「面談してくれる先生が忙しそうかどうか」聞いてみるといいと思います。

矛盾するようですが、私は以前のある教室では生徒に、「働きすぎじゃないですか?」と言われてました(^_^)授業はいつもフルで入り、授業に入っていない時は電話か面談かしてました。私がゆっくりのんびりしてる姿なんかはほとんど見せたことはなかったと思います。ただ、挨拶や笑顔、コミュニケーションはしっかりと取っていたので生徒は楽しそうに通ってくれてました。それがまた嬉しかったですね(^_^)忙しくてもきちんと電話や面談をしていました。そういう人であればいいですが、そうでなければ塾を変えるのも選択肢の一つです。塾を変えることを勧めているわけではありません。せっかく通いなれた塾で最後まで同じ塾に通わせたいという保護者の方もいらっしゃいます。ただ、お子様のことで相談しても何も動いてくれないのであれば、その時は塾を変えるという選択肢もあります。大切なお子様の通う塾ですから、安心して信頼出来る人に預けたいですね。

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英語はまず読みから~高校受験~

英語がかなり苦手な人は、スペルを見ても読めない人が多いです。例えばfriendを見て「フレンド」と読めないのです。漢字同様、読めないときはカナをふって読めるようにしていかないといけません。読むことが出来れば、書きの方は努力次第で出来ます。でも、そもそもなんと読むのか分からない英単語のスペルを覚えるのは、かなり苦痛です。スペルが書けない原因は、読めないことにあるのです。

では、スペルはどうやって覚えるのか?これは書いた方がいいです。見て覚えるというのは、書いて覚えて書いて覚えて書いて覚えてを繰り返しやって、英単語も他の人よりもはるかに覚えている状態にならない限り普通の人は無理です。何でも効率良く簡単に覚えられる都合のいいやり方はありません。

書くときも汚い字で書く人がいます。これは良くありません。覚えようとして書くのか、ただ書くのかの違いは大きいです。また、10回以上書いても意味がありません。書くことが目的になっているからです。5回~10回くらい書いて練習したら後は実際に書けるかテストをし、×がなくなるまで練習すれば良いです。

英単語は大きく分けて3段階あります。読める→書ける→聞ける、です。どの段階かを確認して一つずつステップアップしていきましょう(^_^)

今日も最後までお読み頂きましてありがとうございました(^_^)知識としてこの事を知っておいて頂けると幸いです(^_^)

何時に寝るのが望ましいか?~高校受験~

よく、「昨日夜中の2時まで起きてた」ということを誇らしげに言うお子様が毎年数多くいます。私は年越しの時くらいしか夜中まで起きてた記憶がほぼないです(^_^)受験生の時でさえ夜12時前に寝てました。睡眠はとても大事です。疲れを取ることで翌日一日を集中して頑張れるからです。

では、目安として何時くらいまでに寝るのが望ましいかというと、中学2年生までは夜11時、中学3年生は夜12時までです。私は塾の仕事をしているのでどういう生徒が成績が上がりやすいか分かります。それは、学校の授業をきちんと聞いている人です。時々、塾に行っているからという理由で学校の授業を真剣に聞いていない人がいます。せっかくの塾での勉強の効果がかなり薄れます。では、学校の授業を集中して聞くには何が大事かというと睡眠です。中学生は成長期真っ只中です。睡眠の優先順位はかなり高いとお考え下さい。

私は今塾の仕事をしているので夜が遅いですが(^_^)今日も最後までお読み頂きましてありがとうございました(^_^)

 

宿題はいつやるべき?~高校受験~

よく面談で、「宿題はいつしたらいいですか?」という質問を頂くことがあります。宿題は出来ればその日、遅くとも2日以内にやりましょう。理由は簡単です。忘れるからです。

一週間前の夜ご飯がパッと思い出せる人はなかなかいないと思います。人は忘却の生き物。生きていれば、過去のことは普通に忘れていくのです。宿題には大きく2つの意味があって、一つ目は復習することで定着させることです。九九や基本計算は大人になっても忘れることはありません。それは繰り返し使ってるからです。でも、1L =10dLというのを覚えている人はどれだけいるでしょうか?使わなければ忘れていくのです。だから宿題は復習して反復して問題を解くことでやり方を定着させるために必要です。二つ目は、自分一人の時にも問題が解けるかどうかを知るためです。授業を受けているときは理解したような気になりますし、実際理解していることもあるでしょう。しかし、家に帰って宿題をやろうとしたら、やり方忘れてしまった!という経験をされた方は多いのではないでしょうか?私ももちろんその経験があります(^_^)では、なるべくそれをなくすには、授業の理解度を高めたり、なるべく早く宿題にとりかかる必要があります。授業の理解度を高めるには、集中力やノートの取り方なども重要です。

宿題一つとってみても重要なことはたくさんあります。勉強というのは奥が深いですね(^_^)勉強そのものが人生そのものという人もいますが、少し納得出来ます。また、宿題という期限が決められたものをやれないと、将来大人になったときに心配です。やらないといけないことをやれなくなると、言い訳ばかりする人になってしまいます。その先に良い未来は待ってないです。ですから、宿題忘れはいつも厳しく見ています。

今日も最後までお読み頂きましてありがとうございました(^_^)