やる気が大事~高校受験~

先日、嬉しいことがありました。中1の男の子が、「先生、俺英語のテスト何点だったと思う?」と凄く嬉しそうに質問してきました。なんと、結果は97点です!1学期のテストは英語が77点でした。普通2学期は点数が下がります。平均点が下がるからです。私は1学期の終わりから2学期の始めにかけてずっと、「普通2学期になったら点数は下がります。平均点が下がるから。でも、ここでもし点数が上がったら、めちゃくちゃ順位が上がるよ」と話してきました。また、中1の彼は夏期講習中も頑張ってました。そのやる気になっているところを褒めて伸ばすことで彼はさらにやる気になりました。特別なことはしてません。勉強において最も重要なのはやる気です。もちろん授業は頑張って教えていましたが(^_^)そして今回結果が出たことで自信に繋がったと思います。

何かひとつでも得意科目があれば心の支えになります。英語に目覚めてもしかしたら将来は海外赴任する機会があるかもしれません。少なくとも高校受験の時は大いに役立ちます。大げさなことかもしれませんが、彼の人生を変えたかもしれないのです。

生徒の点数が上がった時の嬉しそうな顔、こちらも嬉しくなります。生徒の人生に貢献できたことでやりがいにもなります。私がやっているこの仕事は、生徒の人生を変えるほどのインパクトを持った仕事だと自分に言い聞かせてます(^_^)一人でも多くの生徒の人生に貢献できたらと思ってます。

今日も最後までお読み頂きましてありがとうございました(^_^)

お母さんの笑顔~高校受験~

お子様が一番すくすくと育つ方法は、お母さんが笑顔でいることです。

私は五人兄弟の七人家族でした。子ども一人育てるだけでも大変なのに五人もいたらもっと大変だったでしょう。大好きな母は今年他界してしまいましたが、母のことを思い出す時はやっぱり母の笑顔が多いです。不思議と母が笑顔でいると、とりあえず安心出来ました。お母さんの笑顔って最強なんですね(^_^)

では、お母さんが笑顔でいるためにはどうしたら良いか。それは、お母さんが自分の心に少しでも余裕を持たせることです。自分に余裕がないと人に優しく出来ません。それはたとえ家族であったとしてもです。自分の心に余裕が出来たらその分を愛情としてお子様に注ぐことが出来ます。

でも、現代はストレス社会です。子ども一人育てるだけても大変です。頑張って家事をやっても誰も褒めてくれません。一説によると専業主婦の人が年間家の中で行う労働価値は1000万円を越えると言われています。働いている人はさらに家事までやるから大変です。ではどうやって自分の心に余裕を持たせることが出来るのでしょうか?それは、自分一人の世界から抜け出すことです。家族以外の誰かと関わりを持つことです。友達や親兄弟、習い事で会う人など。自分一人で抱え込まずに話せる人が必要です。自分の話に共感してくれる人がいる、話を聞いてくれる人がいる、それだけで気持ちが大分楽になります。

時代の変化するスピードが速くなっています。情報もありすぎて逆に何が正解か分かりづらくなっています。でも、どんな時もお母さんの笑顔に敵うものはありません。だからといってお母さんが笑顔でいつづけないといけないことはありません。人間ですから、喜怒哀楽があって当然です。ただ、色々なご家庭を見てきて、お子様が将来大人になっても社会で頑張って生きていけそうだなと思う子は、普段の面談や電話の時のお母さんの表情だったり声が明るいご家庭です。

このブログもそうですが、誰か一人でも自分の悩みや相談事を聞いてくれる人を見つけて下さい。そのためには、外に出ましょう(^_^)今日も最後までお読み頂きましてありがとうございました(^_^)

コップが下向き~高校受験~

今までたくさんコミュニケーションで失敗してきました(^_^)教室長として生徒とコミュニケーションをとることは大事です。コミュニケーションをとるためには授業や勉強以外の話をすることも重要です。こちらが笑顔で接すること、何が好きなんだろうと興味を持つこと。ほとんどの生徒とコミュニケーションがとれるようになりましたが、たまにコミュニケーションがとりづらい時もあります。単純に相性ということもありますが、後々に凄く話せるときもあります。はじめから気持ちをオープンにしてくれる子はあまりいません。

以前、凄くおとなしい中学1年生の女の子がいました。その子は話しかけてもあまり反応のない子でした。いわゆるコップが下に向いている状態です。コップが下に向いているとは、水が注がれない状態です。つまり、こちらの言いたいことが伝わらない状態です。しかしある日、その子が声優さんが好きというのを聞いてそのことについて色々質問しました。すると彼女は凄く笑顔になっていってどんどん喋ってくれました。「こんなに話す子なんだ」というのが率直な感想でした。その日からは色々と話せるようになり、彼女から声をかけてくれるようにもなりました。コップが上を向いたのです。ここから先はやりやすかったですね。分からない問題があると質問にもきてくれるようになりました。声優の話をする前と後では全然話しやすさが違いました。不思議とコミュニケーションがとれるようになってから成績はどんどん上がっていきました。やはり質問にきてくれるようになったからでしょうか。勉強のことで気軽に質問出来る先生がいるというのは大きいですね。

こういった経験から先生も生徒とコミュニケーションをとることが凄く大事だと思います。ここでは上手くいった話しか載せてませんが色々と失敗もあります(^_^)それはまた今度の機会に書きますね。生徒が家で見せる姿も学校で見せる姿も塾で見せる姿もどれも本当の姿だと思います。ただ、塾ではなるべくプラスの言葉を投げかけ勉強に対して前向きになったり素直に話が聞けるように心がけています。

今日も最後までお読み頂きましてありがとうございました(^_^)これから仕事頑張ります(^_^)

どこで勉強するのがいいの?~高校受験~

よく保護者の方に、「やっぱり部屋で静かなところで勉強させた方がいいですかね?」と質問されることがあります。もちろんその通りなのですが、中には静かな部屋で一人で勉強することが怖いというお子様もいらっしゃいます。こういう時はお子様の成長を見て、誰かがいるリビングなどで勉強するというのは問題ないです。静かなところで勉強するにこしたことはないのですが、リビングでしても勉強出来ないわけではありません。ただ、視界にテレビや漫画の本など誘惑物があるとついついそっちに気がとられてしまうので、テレビには背を向けて勉強することが大事です。徐々に自分の部屋で勉強出来るように週1回は部屋で勉強するなどしていきましょう。

私は五人兄弟でそもそも自分の部屋がなかったのでリビングで勉強してました(笑)。それでも勉強は出来ます。型にとらわれすぎず、迷ったらこの記事などを参考にして下さい。

今日も最後までお読み頂きましてありがとうございました(^_^)

プラスの言葉~高校受験~

今まで多くの生徒を見てきましたが、成績が上がる時は共通しています。それは気持ちが前向きになっている時です。何でもそうだと思いますが、気持ちが後ろ向きになっている時に良い成果は出ません。でも、「今日はやるぞ!」とか、「出来そう」、「出来る!」と思う時は結果が出やすいです。それは気持ちが前向きになっているからです。つまり、人は気持ち(モチベーション)に大分左右される生き物なのです。では、やる気になる時ってどんな時でしょうか?自分でいつもやる気になれれば苦労しないのですが、ほとんどの人はそうはいきません。誰かから言われた何気ない一言に影響されることがあります。いつ、どのタイミングでその一言が響くかは分かりません。同じことを言っても数年後に心に響くことがあります。

ここで重要なことは、プラスの言葉を投げかけ続けることです。どこかのタイミングで生徒に響くことがあるからです。それを信じる事です。一度やる気になれば成績は劇的に上がることがあります。5教科合計で100点以上上がることも珍しくありません。断言出来ます。なぜなら、これまでそういう生徒を何人も見てきたからです。それを信じること、可能性を信じることが大事です。時に私が思っている以上の成績アップをする人がいます。それはいつだって気持ちが前向きになっている時です。

私はそれを信じて今日も生徒にプラスの言葉を投げ続けます。「○○なら出来る!」と。

自分と向き合う~高校受験~

成績が上がらない理由は大きく二つあります。一つ目は勉強に対するモチベーションです。はっきり言ってこれが一番大きいです。二つ目は自分と向きあえるかどうかです。今日のテーマはこちらなのでモチベーションの話しはまたどこかで話しますね。

私は料理をする時に調味料を目分量でやってしまいます。だから、時々味付けが上手くいかないことがあります。ではなぜ目分量でやるのか、それは単に面倒臭いからです(笑)。でも味付けが上手くいかなかった場合、その料理を美味しく調理するには、やはりレシピ通りにやるのが一番です。勉強もある意味これと近いんですね。なぜ復習しないのか、面倒臭いというのが結構大きな理由です。その他にも理由はありますが、それはまた後日記事に書きますね。

話を戻して自分と向き合うとは、自分に正直になるということです。例えば中1で数学の点数が50点のお子様は以下の問題が解けない可能性があります。

-3²

(-3)²

(-3²)

この違い分かりますか?この問題でつまずく人が多いのですが、私は長年教えているからどこで生徒がつまずくかが見えてます。こういった問題を曖昧にせず一問一問解けるようにしていくことが重要です。結局勉強に近道はありません。地道に一つ一つ×を潰していくしかないのです。その時になるべく自分一人の力で解くようにした方がいいです。自分で考えることが重要です。ただ、それでも解決しない問題は学校の先生に聞くか塾に行くことをお勧めします。理科や社会は単元によって得意不得意が別れますが、数学と英語は積み上げ科目です。一度つまずくとずっとつまずいてしまう可能性があります。

今日も最後までお読み頂きましてありがとうございました(^_^)自分と向き合うって簡単そうでそうじゃないんですよね(>ω<。)今日も仕事頑張るぞ(*^ω^)ノ

マイナスの言葉~高校受験~

お子様が家で勉強せず、遊んでばかりいたら色々と言いたくなりますよね。成績が良いならまだしも成績があまり良くなかったら、「とりあえず勉強しろ!」と思っちゃう人も多いのではないでしょうか?しかし親の思いとは反対に子どもは家でだらだら過ごし、「いつ勉強するんだろう」と監視し続けるもその気配一切なし、といったところでしょうか。これまで多くの保護者の方と面談をして同じようなことを言われてきました。似たようなご家庭は多いです。

学生の本文は、「勉強」ですから勉強しなければいけません。「勉強」自体が重要です。成績ももちろん重要ですが、勉強することで学ぶことの楽しさや大変さを学び、努力した結果が必ず将来に繋がってきます。何が将来に繋がってくるかなんて予想はなかなか出来ません。大人になっていく過程で、もしくは大人になって初めて気づくのです。だから勉強からは逃れられないし、やらないといけないことです。

では、子どもと同じように大人になって日々やらないといけないこととは何でしょうか?それは働くことだったり、家事だったりします。では、働いてる人にご質問です。上司などに、「なんで出来ないんだよ」、「まだ終わってないの?」、「やれてない理由教えて」と毎日言われたらどうでしょうか?嫌ですよね。なんかきついですね。私なら心が折れそうな気がします。では続いて家事をしている人にご質問です。ご主人や奥さんから家事について、「なんで(家事が)まだ終わってないの?」、「掃除の仕方が適当過ぎるんどけど」、「今日弁当ないの?」など毎日言われたらどうでしょうか?「うるせぇんだよ!」、「じゃあ自分で弁当作ってみろ!」と言いたくなりますよね。

お子様もこれに近い感覚だと思って下さい。毎日、「勉強やれ」「なぜ出来ない」「なぜならない」と言われたら体が拒絶してきます。マイナスの言葉は誰も聞きたくないですよね。子どももやらないといけないのは分かってます。ただ、態度に示さない、行動に移さないから親はイライラしてしまうのです。

そういう時は自分も上記のように言われたら.....といったん踏みとどまってみて下さい。すぐには出来なくても良いです。色々試してみましょう。お読み頂いた方の気持ちが少しでも軽くなったり、こういう考え方もあるんだと知って前向きになれたら幸いです。最後までお読み頂きましてありがとうございました(^_^)