限界を決めない~高校受験~

子どもは教える先生によってどこまで力を引き出せるかが全く違います。私は仕事柄小学生も授業を見ています。先日ブロックを使って遊ぶゲームをしていた時に、前から見た図、横から見た図、上から見た図を黒板に書いてその通りになるように作ってもらいました。これは、中学生で言う投影図に繋がる授業です。初めての時は、「出来るかな」という不安の方が大きかったですが、今では子ども達も慣れてきて形を作れるようになりました。そこで今度はさらに一歩踏み込んで、今まで私が書いていた投影図を子ども達に書かせて見たのです。すると、なんと小2の子が書けたのです。これを見てつくづく思ったことは、子どもの可能性や限界を勝手にこっちで決めたらいけないということです。元々のマニュアルというか基本スタンスは、絵を見せてその通りの形を作るというものなので、投影図を書かせてやる授業ではありません。しかし、投影図という視点でものを見ることが今後高学年、中学生になった時に必ず繋がってきます。指導者によってどこまで伸びるかはかなり違います。誰に教わるか?良い指導者に出会えたら幸運です。

今日も最後までお読み頂きましてありがとうございました(^_^)