いつかは自分で考えられる大人に~高校受験~

昨日、中3の男の子との会話です。「将来大人になった時に自分で考えられる人にならないと生きていけない」→「僕は親からやらされてばかりですよ」→「やらされる経験も必要。良かったじゃん、両方経験出来るから」というような言葉を交わしました。中学生のうちは半強制的に塾に行かされたりという人もいるでしょう。それでいいんです(^_^)中学生から何もかも自分で考えて判断するには、経験値が足らない時もあります。ただ、将来大人になったときにどういう人が社会で生き残れるのか、輝いた未来を歩むことが出来るのか、そういったことは教える(伝える)必要があります。

また、昨日その子の会話の中で、「東大に行きたい」という言葉が出てきました。私も塾の仕事が長いので東大に行くことがどれだけ大変か分かっています。しかし、今のうちから、「無理だよ」とか「厳しいよ」ということを言う必要はありません。なぜなら子どもが持つ可能性は無限大だからです。本当に東大に行ける可能性はあります。だから私は、「頑張れよ!行けるぞ!」という話をしました。この時にお子様が聞きたい言葉は、「厳しいぞ」ではありません。「行けるぞ!」という言葉です。東大に行くことが大変なのは本人も分かっています。ただ、可能性を否定してほしくないのです。背中を押してほしいのです。信じてほしいのです。本当の気持ちを知ってほしいのです。「本当は今ちょっとそう思ってる」ということを。

こう考えると毎年多くの生徒と沢山会話をしていますが、毎回毎回、一言一言にかなり神経を使いながら話をしています。何気ない一言がやる気を削いだり、傷つけてしまうことがあるからです。私も色々と失敗をして今に至ります。指導者というのは、そういう人であるべきだと思っています。大切なお子様を預かっています。輝ける明るい未来を信じて、そういった人生を送れることを祈りながら生徒と話をしています。言葉はいつかどこかのタイミングで必ず届きます。それを信じて下さい。

今日も最後までお読み頂きましてありがとうございました(^_^)